さくらマニアが嵩じて石割さくらが見たくて、最近読んだ浅田次郎著「壬生義士伝」の舞台が見たくて、東京より北に行ったことが無くて、東北のそばが食べたくて、遠野のカッパに会いたくて、即身仏に会いたくて、芭蕉の目線が知りたくて。
娘と語らい、名古屋港からフェリーに車を積んで仙台港へ上陸し、酒田まで日本横断、取って返して三陸海岸北上しました。芭蕉を気取って道々の風情を紹介します。
月日は百代の過客にして生きかふ人も又旅人也。船の上に生涯をうかべ、馬の口をとらえて老をむかふる物は日々旅にして旅を栖とす。古人も多く旅に死せるあり。・・・・

2003年4月23日:松島景観瑞巌寺島めぐりをしました。 山寺(立石寺)

4月24日:湯殿山・月山信仰の即身仏と羽黒山の出羽三山神社

4月25日:酒田散策金山・大石田 4月26日:平泉中尊寺周辺・達谷窟

4月27日:三陸海岸北上・龍泉洞探検

4月28日:久慈〜盛岡・盛岡・石割さくら盛岡散策

4月29日:遠野・曲屋と伝承園かっぱ淵と水車 4月30日:青葉城と多賀城跡

願わくば 桜の下にて 春死なん ・・・・・」西行法師や弘法大師とはなにものぞ。行く先々に足跡を残し、今頃何だとあざ笑う。芭蕉なんぞは何ぼのもんじゃと先回りする。気の遠くなる程の大昔に。
娘との野次喜多も終わり、写真整理の毎日です。わずか足掛け10日ほどの小旅行にあたふたし、先人たちの命をかけた旅の有り様には足元にも及ばず、俄か知識は脈絡なく、後で気が付く重要ポイントや見忘れの数々、まったく赤面ものの旅でした。
機会があれば、青森、秋田を旅します。
文中、誤りも多くあると思いますが浅学者とお許しください。ご意見あればメールをお願いします。