本州最大の面積を持つ岩手県の県庁所在地・盛岡は、南北に流れる北上川に、東から中津川、西から雫石川が注ぐ場所にあります。石川啄木や宮沢賢治に興味も無く、ただ吉村嘉一郎の匂いが嗅ぎたくて参上しました。
盛岡散策
2003年4月28日:盛岡城は花見の真っ最中で大勢の人で一杯でした。石割さくらを見た後では量がどんだけあっても無意味なことと思い知った。南部藩20万石の不来方(こずかた)城には興味があり、城下の眺めを楽しみました。高いビルなどが立ち並び、岩手山も早池峰山も確認できなかったのが残念でした。
紺屋町の旧岩手銀行本店(1921年)と与の字橋の番屋(火の見やぐら)。
盛岡といえば「わんこそば」これはもう定番でしょう。東屋で挑戦しましたが、旅続きで体調も宜しくなくて、十分に食べられませんでした。私は90杯、娘は30杯で今日のところは勘弁してやりました。
2003年4月29日:三ツ石神社。岩手山の噴火で飛んできたといわれる巨岩。この地方を荒らした鬼が退治されたとき、この岩に鬼が二度と来ない誓った証文の手形が残るといわれるが発見できず。岩の手形から「岩手」。このことから盛岡を「不来方(こずかた)」と呼ぶようになった。村民が喜んで踊った踊りが「さんさ踊り」で岩手県が全部この境内にある。
鬼は恐らく蝦夷であり、ここにも征服説話が残っている。