羽黒山、月山、湯殿山を合わせて出羽三山という。いずれも修験の山である。6世紀末、崇峻天皇の皇子、蜂子皇子の開山で東北修験の本拠地で、行者でにぎわった。
羽黒山:伊?波神。月山:月読神。湯殿山:大山祗神、大己貴神、少彦名神を祀る。
羽黒山中に五重塔を見る
2003年4月24日:即身仏を拝見して羽黒山をめざす。やっと晴れ間がのぞき、大門では満開のさくらに歓迎されました。
五重塔は、羽黒山参道の「一の坂」登り口の杉並木の中でもひときわ目立つ巨杉「爺杉」を超えたところにひっそりとあった。高さ29mの三間五層柿葺きの素木造で、東北最大の塔。平将門の建立で1372年武藤政氏の再建。
羽黒山より月山を望む。月山は6月末まで閉山。湯殿山は4月末まで閉山。できれば湯殿山のご神体は見たかった。
出羽山山頂には車で行けます。出羽三山の三神を祀る豪壮な神社。神社なのに鐘楼があり、どうやら明治の廃仏毀釈に理由があるらしい。本当は五重塔から杉並木の参道を登るのが正統らしが、次の予定があるということでご容赦。

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