熱田神宮 三種の神器の一つ草薙の神剣を祀ったのが神宮の起原で、社が鎮座されたのは景行天皇の末年頃(2世紀初め)とされる。古くから「熱田さん」と呼ばれ、6月5日の熱田まつり(尚武祭)で親しまれている。本宮・拝殿神楽殿・清水社などのほか、別宮の八剣宮、摂社の上知我麻神社・南新宮社など、境内には摂社8、末社18が鎮座。歴史的建造物として、清雪門・二十五丁橋信長塀.刀剣などがある。また、弘法大師のお手植えとされる「大楠」、花が咲いても実のならない「ならずの梅」、茶人の愛する「太郎庵椿」などが点在します。

金山・高蔵 熱田神宮の摂社で承和2年(835)の創建。俗に高蔵神社と呼ぶ。祭神は高倉下命。子育ての神として知られ、6月1日の大祭は「井戸のぞき」で賑わう。境内の井戸を覗くと子供の虫封じになるという。また、金山神社は、(834)神宮鍛冶職尾崎彦四郎の祖である善光が、屋敷内に勧請したことに始まり、尾張鍛治の発祥の地といわれる。大祭は11月8日の「ふいご祭り」

古墳・史跡 東海地方最大の前方後円墳「断夫山古墳」や日本武尊の墓と伝えられていたが、尾張氏の墓と考えられている「白鳥古墳」。弘法大師が自刻の地蔵菩薩像を本尊として小堂を建立したのに始まるとされる「法持寺」や源頼朝の生誕地「誓願寺」があります。絶滅が心配される「熱田のメダカ」など、熱田の史跡・遺跡・自然をテーマにしてみました。

白鳥庭園 「デザイン博覧会」のテーマ館として使用された名古屋国際会議場に隣接する、市内随一の池泉回遊式の日本庭園。

七里の渡し 東海道のうち宮・桑名間は唯一の海上路で宮の渡しは、尾張藩の海の玄関として栄えた。現在では「宮の渡し公園」として整備、常夜燈、時の鐘鐘楼が復元されている。

佐屋街道の起点、佐屋街道は桑名までの陸路東海道、海上の天候や、船酔い、時間の都合、女性など、旅人には結構利用されていました。鈴の宮や家康幼時幽居跡、都々逸発祥の地や裁断橋など要所に歴史的建造物がある。

観音・民間信仰 熱田新田開発の守護として西国三十三ケ所の観音が安置され、熱田には1〜9番まである。また、百曲街道道標や、昭和20年の空襲による犠牲者2000余名を供養する平和地蔵がある。

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