文化殿
 
校倉風の外観。通風・換気・採光・防湿・冷暖房の近代的施設を備えています。宝物館・宝物収蔵庫・文庫・講堂(舞台付き)・会議室などがあります。残念なことに鉄筋コンクリート造りだったので、外観撮影をあえて避けました。

和風を生かした鉄筋コンクリート造りで地上1階、地下2階。祭典奉仕の神職が、飲食・動作を慎んで心身を清めるため参籠する施設。


信長塀(のぶながべい)
永禄3年(1560)織田信長が桶狭間出陣の時、当神宮に必勝祈願をしてみごと大勝したので、そのお礼として奉納した築地塀(ついじべい)です。土と石灰を油で練り固め瓦を厚く積み重ねたもので、兵庫西宮(にしのみや)神社の大練塀、京都三十三間堂の太閤塀とともに日本三大土塀の一つとして有名です。

ならずの梅
西楽所の北に、高さ3mほどの梅の木があり、江戸時代模写の享禄古図(室町時代の神宮)にも描かれている木で、花は咲くが身がつかない。したがってならずの梅といわれています。 『安永・天明頃の俗謡』
「ひんやれ、宮の熱田のならずの梅はやれよいとやれよいと花はさけども実はならん、しょんがゑノ」などとさかんに謡われたようであります。
清水社(目の神様)
神楽殿の東側通路を北奥に進むと鬱蒼とした熱田の杜の中でも、ひと際、昼なお薄暗い場所にありました。
清水社の神木(クスノキ)
注連縄がないのが、残念でした。