「こんにゃく」で5品   

こんにゃくの田舎風五目煮 

料理に使った残り物が冷蔵庫に入ったままになっている。冷凍もできるが、これら使って煮物の基本形、ベーシク惣菜の練習台と考えて気楽に煮てしまおう。煮物はコテコテさわらないのがこつ。
コンニャク    1/2枚
あげ(薄揚げ)  2枚
ぜんまい     20g
メンマ      20g
ゴボウ      1/2本

だし     カップ  1
醤油     大さじ  2
ミリン    大さじ  2
砂糖     大さじ  1

あげは徳用を買うとかなりの量が残る。煮物の味付けにはとても最適な材料だ。1cm幅に切って使おう。
水煮ぜんまいも全部使い切れず残っている事が多い。
メンマもラーメン用が残って賞味期限がせまる。
ゴボウはキンピラにした残りが1本、日数がたつとやわらかくなってしまう。
コンニャクも他の料理に使って少しあまっている。コンニャクを塩でもみ、熱湯で3分ほど湯がいたものを小口から5〜6mm厚に切り、中央に70%ほど切り目を入れて、一方の端を切り目に入れてくるりと裏返し、手綱の形に作る。
ぜんまいやメンマの水煮はそのまま、ぜんまいは長い物は5cm程度に切りそろえる。ゴボウは皮をそいでささがきに切り、酢水でアクぬき。材料の下準備がすんだら、


鍋に胡麻油をたらし、熱したら材料を全部入れて2分ほど油がからむように炒める。分量のだしや調味料を入れて落しぶたをして、汁気が半分くらいになるまで中火で煮る。時間は7分程度か?こがさないよう注意して、あとは触らない。煮えたらそのまま鍋の中でさます。煮物は冷める時に味がしみ込む。あとは器に盛って、さびしかったら青みになるもの、えんどうや菜の花の湯がいたものをそえてもよい。


自分の煮物の味を創るのに、残り物を利用した惣菜はよい練習台。下のレシピ通りにしなくても自分なりに量を加減してみては如何だろう。料理は失敗したら再度挑戦すればよい。パソコンの練習と一緒だと思う。甘いのいやなら砂糖をぬいてもおいしい煮物になる。ただし、なるべくミリンは使って欲しいものだ。醤油は薄口とか濃口とか書いてあるが、無ければ家庭にある醤油を使えばよい。でも、名古屋や愛知県は醤油の家庭に置いてある種類は全国一とのこと。
我が家の例では、濃口醤油・薄口醤油・白醤油・たまり醤油と4種類を常備してある。

器:三島白釉茶わん

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