中川運河の前身は中川と言い、名古屋城の築城には石垣の石を運ぶのに使われたそうです。名古屋港の整備とともに鉄道とつなぐ運河の構想が生まれ、1930年(昭和5年)港と笹島の貨物駅を結ぶ運河として建設された。当時は東洋一の大運河完成と新聞は報道しました。
牛立八幡神社
牛立の地名は潮立つ(うしおたつ)の略であり、往古この辺りまで海岸線であった記憶が残った地名である。
元中野神明社
八神神社
篠原橋
篠原橋を渡る道は、東から檀渓通・桜山から沢上経由で八熊通・中川区役所・高畑、新前田橋・助光・榎光橋、戸田に至る、中川区を横断する主要幹線道路です。運河の水質も昭和四十年代は魚など住めないドブのような状態であった。現在は水質浄化によりボラなど多くの魚が住んでいるそうです。また沿岸の倉庫群は映画「泥の河」や「人生劇場」のロケに使われ日本でただ1カ所の昭和30年代の雰囲気を残す貴重な地域です。
好本八幡社
若宮八幡宮
タブノキはクスノキ科で、イブキと同様市の西部地区に多い木の代表である。幹回りが2.55メートル、高さが17.5メートルあり、市内のタブノキでは最大級のもので、若宮八幡社の社殿の裏に立ち、中川で最初に保存樹に指定された。境内には多くの保存樹があり、秋には大イチョウの木の下に、ぎんなんを拾う人の姿が見られる。
宮脇八幡神社
クスノキの古木があり、うっそうとした境内に多くの保存樹がある。祭神は応神天皇、創建年等は不詳で、大祭は毎年10月第1日曜日に行われる。境内には篠原コミュニティンターがあり、地域住民の活動の場、憩いの場となっている。
八家神明社
祭神は熱田神宮・八剱社・秋葉社の神々で、建立は1810年頃、徳川家斉時代と伝えられる。例祭は新年祭・豊年祭・夏祭・秋祭・秋葉火祭で、町民の健康、農作物の豊作、災厄除けを祈願している。境内には樹齢百年を越すクロマツ、鳥居の両側には直径1メートル程のクスノキがあり、静かなたたずまいをみせている。
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