島田バス停から管領家であった斯波高経ゆかりの「島田神社・城跡」、旧村社の「菅田神社」を拝観し、ゆったりとした山麓の旧道を行く。
島田神社:室町幕府成立のころ、尾張、遠江、越前の三国の守護であり、また管領家であった斯波高経(しばたかつね)が貞治年間に守護神として祭祀した。ユーモラスなウソの像がほほえましい。

島田城址:島田五丁目に昔の城跡の一部を残した小高い丘がある。室町幕府成立のころ、尾張、遠江、越前の三国の守護であり、また管領家であった斯波高経(しばたかつね)が鎌倉街道の要所として、この地に築城したことに始まる。東西70m、南北180mの規模があったが、今では、本丸の部分に神社がある。代々の城主は斯波氏の一族であるが牧氏を名のっている。

菅田神社:祭神は仁徳天皇を主とし、ほか天照大神、応神天皇など9祭神を祀る。創建不詳、明治5年7月28日、村社となり若宮八幡社と称し、その後、明治42年3月16日、島田の熊野社と合祀し、島田神社と改称。大正12年11月15日に、現在の菅田神社に改称された。