飯田街道沿線 隼人池周辺
伊勝・妙見町
伊勝八幡宮
 井河津が伊勝に訛った地名。ここの狛犬は陶製で貴重な文化財として名古屋市博物館で保管されている。
陶製瀬戸鉄釉狛犬
高さ 阿形31.8cm、吽形32.7cm、一対
 墨書銘から応永25年(1418)の作である。瀬戸窯で狛犬を焼造し、それが神社に奉納されるようになるのは、鎌倉時代以降である。
 山犬または狼を思わせる威厳のある顔つきに、鋭い瞳眼をつけた目をしている。このような面貌や形姿は、当時の宗教性を伺うに足るばかりでなく、保存状態も良好で、伝世されている狛犬のなかでも第1級の基本資料である。

妙見町の妙見さん:浄昇寺と一体で八事丘陵では最高峰に位置する。木製彩色神馬がある。