織田信長が清洲に城を構えた頃の平田は、豊かな農村地帯で、清洲のすぐ東に位置するところから、駿河勢からの防衛のため、ここに平田砦が築かれた。
平中八幡神社:平田中村の鎮守
泉増院:織田家の菩提寺となり、尾張藩の歴代の藩主も鷹狩りの折りの休憩所として利用した。
蛭子社(恵比子神社)別名を西宮神社
「古事記」にある、国生みで最初の子が水蛭子(ひるこ)であった。葦船で流され、摂津西宮に流れ着き、地元民から蛭子神を奉じ夷三郎殿と号し、その信仰が全国に広まった。
道仁寺
家伝の妙薬「中風薬」が評判であった。鎌倉あるいは室町作の木像・聖徳太子像がある。また、太子作といわれる阿弥陀如来の木像も祀られている。
境内の銀杏は万延元年(1860)親鸞上人六百回忌を記念して蒔かれたものである。
楽音寺:織田家の家臣、平田和泉守が祈念した薬師如来がある 平田城跡
城町平田字城の切付近が城跡である。城主は平田伊豆守、「織田真記」にみえる平田源左衛門和泉守の一族か。平田氏は守護斯波氏の一族といわれる。城跡には井戸が残っている。菩提寺は平田寺である。
十所社
大注連縄で結界された境内には熱田の尾張氏系のほか十神が祀られている。
浄蓮寺:名古屋光明寺の末寺です。瓦に乗った守護神が印象的でした。
白山社

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