守山区には市内の古墳の約6割があり、区東北端の東谷山やその山麓に数多く見ることができます。田園風景の残る自然の中を歩き、市内で最も高い東谷山(198 m)山頂の古墳上には尾張戸神社が祭られており、平成10年10月には展望台が設置され、区内を一望しながら休息を取るのに最適な場所となっています。
東谷山(198 m)山頂からの眺め。ここから見える木立はほとんど古墳である。フルーツパークから見た東谷山
山頂の古墳上に祀られる尾張戸神社
祭神:天火明命、天香語山命、建稲種命、天道日女命、呼止与命
成務天皇五年(135)尾張連宮簀媛の勧請と伝え、延喜式には山田郡尾張戸神社とある。古くは熱田につぐ大社である。
尾張戸神社周辺の山中にあるテーブルストーンと呼ばれる古墳と封土をあばかれた古墳群。東谷山3号墳の露出した石室天井石を地元でストーンテーブルと呼んでいたもので、一時、盗難にあったがある日戻された。

前方後円墳の上の中社とむき出しの葺き石。あばかれた墳墓(盗窟)も多数が確認できる。
中腹の円墳上の南社