つくしはめっきりお目にかかれなくなってしまった。最近の子供たちはつくしが近所にはえるなどとは思っていないだろう。昔は川の土手や広場で3月の下旬からたくさんとれたもので、子供の春休みのお手伝いのひとつがつくし摘みとそのはかまとりだった。
4月になって、さくら見物に近くの川にでかけたら、大きくなって頭の部分が開いてしまったつくしを見つけて、なつかしくなって摘んできた。はじめからつくしが目的ではないので、大きくなりすぎたものがめにとまったから、旬としてはおそいが来年のために一品紹介します。
つくしははかまをとり、アクが苦になるひとは軽く湯がくとよい。