2004年8月15日:和歌山県有田郡金屋町の生石高原ロック古道vol.3が生石高原牧場まきば野外ステージで開催され、メインゲストが元憂歌団の木村充揮、大西ユカリと新世界ということで九度山からちょいと足を延ばしてみました。

2004年お盆・生石高原ロック古道vol.3
生石高原ロック古道vol.3は金屋町商工会が開催する、いわば町興しの行事でして、ここ2〜3年我が家だけのファミリーブーム「大西ユカリと新世界」のコンサートを目ざとく見つけ、折りしもお盆は15日の開催なのでかけつけました。生石高原は標高800mなれど有田の海からせりあがった急峻な高原です。この日は雨の影響もあったのか寒さに震えました。
コンサートは地元のバンドや前日のカラオケ大会の優勝者の少女の演歌、地元DJの結婚披露宴、地元の獅子舞もあったりして退屈しませんでした。
夕闇せまるころ「大西ユカリと新世界」の演奏が始まると、当然のごとく妻と娘は舞台前まで駆け寄り、最前列で踊り歌いの大騒ぎを繰り広げた。2〜300人の観客の年齢層の高さは特異であるが、70年代を意識した楽曲に親しみを覚えるのだろう。わずかな観客にもかかわらず彼女も丁寧に歌い上げていた。木村充揮も特異な声で飲みながら、飲むほどに冴えた歌声を披露していた。アンコールでは両者のセッションで最高潮に達した。