飯田街道沿線
昭和美術館

お知らせ

平成24年下期展示予告
「館蔵優品展」
重要文化財の熊野懐紙をはじめ、お客様からのご希望の多い藤原定家筆「小倉色紙」など当館所蔵品より特に珍重される作品を展示致します。
展示予定品:
石山切(伊勢集) 藤原公任 平安時代後期                小倉色紙 藤原定家筆 鎌倉時代初期
◆平成24年9月15日(土)〜12月2日(日)

捻駕籠(ねじかご)の席」(県指定有形文化財)見学

捻駕籠の席は、現在も名古屋を流れる堀川の東岸に、尾張藩の家老で裏千家11世玄々斎の実兄、渡辺兵庫規綱(又日庵(ゆうじつあん))の別邸として江戸時代後期に建てられた邸宅内の茶室です。
その茶室、捻駕籠の席と書院が、昭和10年に現在の地に移築されました。茶室の内部の見学には予約が必要です。

閑静な環境の昭和美術館・正面
捻駕籠の席 見学料 500円
昭和美術館
沿革
 昭和13年12月に財団法人後藤報恩会が設立され、初代理事長後藤幸三氏が収集した美術工芸品や関係史料が、昭和53年5月昭和美術館として開館。 「文化の向上と文化財の保護に貢献する」を念願に氏が生前住居としていた現在地に開設される。

特色
 昭和区の閑静な住宅地に、2,200坪の敷地を有し、庭園を散策すると四方から野鳥のさえずりが聞こえる。都会の中の自然林を感じさせる庭園は、 茶室への道すがらとなっており、風情漂わせる池と高低差のある露地は、茶人文人好みの雑木茂る森を感じさせる。庭園内の南山寿荘は茶室および書院で、 江戸時代名古屋尾頭坂あたり堀川沿い東岸に所在した、尾張藩家老渡辺兵庫規綱の別邸の一部とされている。館蔵品は1,000点(重文3点)で80%が茶道に 関するものである。

開館時間:午前10時〜午後4時
入観料:一般 600円 学生 500円
庭見学:一般 300円 学生 300円
           障がい者、高校生以下は無料
休館日: 原則月曜日、指定休館日があるので下記HPのカレンダーにて確認してください。
HP: http://www.spice.or.jp/~shouwa-museum/

所在地:
〒466-0837 名古屋市昭和区汐見町4−1
TEL/FAX 052-832-5851

昭和美術館とその周辺

藤成通り辺りの山崎川

玄関

伊予簾
展示室

     
熊野懐紙
捻駕籠の席・内部 (1)  (2)            桂離宮写外腰掛