滝子〜吹上
郡道周辺
吹上辺の100m道路
吹上観音
古井村道
吹上観音
中央に千手観音、脇に地蔵菩薩、弘法大師像、おもかる地蔵があります。千手観音の背面には、小塚村常の守護仏として文政四年(1821)につくられ、あわせてこの地にあった古墳の霊を追悼するためとある。
古井村道
郡道の西側を通る小道で、郡道ができる以前から御器所村〜常磐村〜古井坂で飯田街道とつながっていました。江戸時代には御器所村の郷士が東別院を通り名古屋城へ出仕往来していたことから「登城街道」と呼ばれていました。

北山本町1の神様
屋根神様
山脇町の観音堂
屋根神様
田中建具店の屋根の上に小さな神様が祀ってあります。通称「屋根神様」といわれ、名古屋特有の形態です。1、15日にはお供え、提灯も飾られる。
北山本町1の神様も元は屋根神様です。

八大竜王社
天池通商店街
八大竜王社
この付近は大正初めまで「龍興寺ケ池」(雨池、現在は天池)という大きな池があり、大正5年(1916)に土地造成のため堤防を撤去し排水後、池の守神の竜をお祀りした社です。
尾陽神社
御器所城跡?
御所屋敷跡
尾陽神社
尾張藩祖義直と14代慶勝を祀る社で、大正11年に創建。この地は嘉吉年間には(1441〜44)の頃、佐久間家勝の居城で「御器所西城」の跡で、四方に掘りを巡らし、北は断崖に面した要害でした。現在は石垣の一部と空堀がのこっています。
御所屋敷跡
太閤秀吉の母(大政所)出生地跡。

イボ神様
出口辺りの並木道
御器所八幡宮境内
御器所八幡宮西口
堪忍寺の地蔵
イボ神様
大木の根元に小さな像と社があります。お参りするとイボが取れると親しまれています。「出口」交差点の地名は他所の集落との出入り口になっていたのでこの名が残っています。今は銀杏並木の美しい通りです。
御器所八幡宮
嘉吉年間(1441)土地の豪族佐久間家勝が領内の総鎮守の大神として、八所大明神を修造し、御器所村一帯を氏子として、村びとのよりどころになっています。祭神は品陀和気命(ホムダワケノミコト=応神天皇)です。昭和59年に「御馬塔(オマント)」を復活、「赤丸神事」(7/31・8/1)と共に賑やかに行われています。
神宮寺
御器所で最古のお寺です。嘉祥3年(850)熱田神宮別当補佐職が創建したといわれています。戦災で焼失・再建されました。
堪忍寺
徳川家の家臣、保忍法浄が開いた真言宗の寺です。家康の家訓「堪忍の心」から名付けたと云われています。戦後、西区から移されました。通り沿いのお地蔵様がとても印象的です。

滝子商店街
滝子商店街
区内郡道の南端、明治42年(1909)郡道の完成と共に建設された「八高」開校以来、周辺の街並は出来あがりました。いわば学生の町。昭和24年に新制名古屋大学に変わり郡道から消えましたが、明治の代表的な洋式門として、明治村の正門となっています。