南区に残る東海道は天白川に架かる天白橋から山崎川の山崎橋まで約3.5kmの道筋 が残されている。途中、古くから開かれた塩の道・塩付街道、古道・鎌倉街道と交叉する歴史の道です。
尾張四観音の一つ。元は小松寺といって、天平年間( 729年頃)に僧禅光が開いて十一面観音を安置。その後荒廃し、延長 8年( 930)に藤原兼平がこの地に復興し、笠覆寺と名付けた。また、嘉禎 4年(1238)僧阿願が再建した。本堂は宝歴13年(1763)の建造。当寺には、国の重要文化財「色紙墨書妙法蓮華経巻第五」をはじめとして、県指定文化財の「笠覆寺文書」、「梵鐘」、「木造十一面観音菩薩立像」、「銅造十一面観世音並びに六稜式厨子及び古甕附高力種信筆出現縁起二張」などがある。また境内には、芭蕉句碑(千鳥塚「星崎の闇を見よとや啼千鳥」・春雨塚「笠寺やもらぬ岩屋も春の雨」)、宮本武蔵の碑、織部灯籠、愛智塚、笠寺暁台塚などの史跡や文化財が多数ある。
街道からいきなり入れる
石橋に時代を感じます
池越しの山門
おびただしい亀とスッポン
欄干と山門の奥に本堂
山門には像と獅子
本堂から街道を見る
多宝塔
にぎやかな本堂
西門だがメインの門
『うすさま明王』を祀る西方院