小説の舞台となった、山形県朝日村に行って、即身仏を参拝するのが夢でした!それが、とうとう、今回の旅行で、叶ったのです!興奮!!湯殿山への参拝もしたかったのですが、この時期は閉山のため、行けませんでした。残念!

しかし、お目当ての大日坊に参拝できたので、大満足♪

夢にまで憧れた、即身仏を撮影するゾ!っといき込んでいたのですが、例外なく「撮影禁止」でした。当たり前か・・・。

即身仏に別れを告げ、羽黒山へ行く途中で、見事な月山を一望できる展望台を発見!出羽三山のパノラマに大感動しました。


羽黒山へ到着

参道の大きな鳥居を潜り抜け、国宝「羽黒山五重塔」を訪れました。駐車場から、すぐ・・・という案内を信じ、山道を歩き続けましたが、行けども、行けども、鬱蒼と茂る森、森、森・・・足元が危ないため、下ばっかり注意して歩いていたら、突如!出現した五重塔!

人気の無い山中の上、鳥の声もあまりしなかったため、静寂が倍増されて、とても厳粛な気持ちになりました。聞こえたのは・・・自分のゼェゼェという呼吸ぐらいでした。

五重塔から、さらに木製階段を行くと、羽黒山山頂に建立された、羽黒山総本山に到着。(あまりに苦しさに、車でピュ〜っと行ってしまいました。バイク一人旅の若者は、黙々と階段を登っていました。) 本殿で引いたお御籤は「大吉」で、静寂を破って、「ヤッタ〜!!」っと一人叫ぶ私でした・・・。

最上川の最下流の街・酒田へ到着

名山・鳥海山の麓に広がる酒田は、貿易の街として栄えました。当時を偲ぶ建物が保存された、箱庭のような町並みです。しかし、昭和51年10月31日の大火災により、街は焦土と化し、住民の努力によって、現在に至るという歴史を持つ街です。

当日は、日和見公園で桜祭りが開催されており、名古屋ではとっくに散ってしまった桜を、山形でまた体験できることに、嬉しくなってしまいました。

右の灯台は、日本最古の木製灯台です。

貿易の街を代表する「山居倉庫」

昔も今も、米の貯蓄倉庫として使用されています。当時の面影そのままの姿で、活躍中です。

日本を代表する大地主邸「本間邸」

住居内も観覧できました。また、道路向かいの資料館兼商店では、農業・為替・薬品と、本間一族の栄光の歴史を物語る品々が展示されており、また、酒田の昔の地図や写真を見ることが出来ます。