“オヌル韓国の音楽 PART2”  



2002年6月19日(水)  “オヌル韓国の音楽 PART2”
(国立劇場ハヌル劇場にて)

4日連続で行われた公演の最終日。日によってテーマがあった。
1日目は「新 〜韓国音楽の新しい波〜」−詳細はPART1へ。
2日目は「浄 〜千年が込められた澄んだ音〜」−ピリ独奏、僧舞など。
3日目は「歌 〜“恨”と神明の記録、歌〜」−パンソリ、民謡、張思翼など。
そして4日目のこの日は「動 〜空に向う地の響き〜」
4日間見に行くつもりが、中二日は通訳の仕事で行けなかった・・・。



“嶺南ソンジュプリ” 歌詞は家の守護神をたたえ、福を呼び厄を払う内容。
このチャンゴの人、どこかで見たような…(←こういう人多い…^^; )
〜 司会者ユン・ジュンガン 〜


今日の衣装はなんだかかわいい。
〜 ZERO POWERの“トゥドゥリム” 〜


三道風物のリズムをモドゥンプクと
テピョンソを使って演奏する。
〜 韓国芸術総合学校伝統音楽院の生徒による‘洞簫’演奏 〜
 

洞簫(トンソ)とは尺八に似た楽器。今では北朝鮮でしか演奏されてないらしい。
以下パンフレットより。「竹の楽器としてテグムとともに‘卿楽’
(韓国固有の音楽)に使われ、民間楽器としても多く使用されてきた楽器だ。
韓国では70年代にハン・ボンス先生の洞簫散調を最後に見られなくなった。
現在は咸鏡道(北朝鮮の最北)地方のリズムに唯一伝えられているだけだ。」
とても澄んだ音だった。衣装がかわいくてまるで7人の小人^^。
〜 パク・ピョンチョン 〜


珍島に生まれ両親に南道風物を学び
歌舞楽にたけている韓国最高の芸人である。
重要無形文化財第72号珍島シッキムクッ保有者。
〜 珍島プクチュムチーム 〜


珍島プクチュムはもともとは農楽から
発展したもので、バチを両手に持ち
リズム中心で踊る珍島だけの独特な
ジャンル、らしい。(パンフレットより)
〜 ミン・ヨンチ&ナムグン・ヨン 〜


元プリメンバーのミンさんとドラム奏者ナムグン・ヨンさんの合同ステージ。チャンゴ、ドラム、ギター、ベース、アフリカの太鼓ジェンベ、ラップという斬新な舞台だった。ミンさんのチャンゴは相変わらずかっこいいです。この日の衣装と髪型もなんかとても良かった。久しぶりな韓国でのミンさんでした。
〜 ゲスト張在孝 〜


元プリメンバーの張さんがまたまたゲスト出演。東南アジアのどこかで購入したという妖しげなパジ(ズボン。どうも本人は気に入ってるらしい)で登場。長髪ヒゲにこのパジ、妖しさ爆発(笑)。ミンさんとはもちろん息ピッタリ。久しぶりのダンス(ミン&チャン)、最高でした。
〜 湖南右道 ジョンウプ風物クッ 〜


韓国芸術総合学校伝統音楽院の先生でありジョンウプ地方出身の
ユ・ジファ先生(全北無形文化財7−2号)とその生徒たちの風物。
先生すんごく怖そうでした…。生徒の中には昔一緒にチャンゴを練習していた
友達がいたのでなんだかうれしい。がんばってるな〜・・・。ソゴチュム(小さい太鼓
持ってサンモ<←頭上の白いヒモ>をグルグル回す踊り)がとても上手かった。