2004年9月12日(日) 和泉流狂言大会
名古屋能楽堂にて

趣味で狂言をしている叔父が出演する舞台を見に行ってきた。
狂言の舞台は韓国で見たことがあったけど、日本で見るのは初めて。
アマチュアの発表会だがとても迫力があって楽しめた。しかも無料。
外国から友達が来たら是非見せてあげたい。(でも通訳できない^^;)
我が叔父の舞台。「二千石(じせんせき)」の太郎冠者を演じる。泣きのうまさに驚いた。

あらすじ:無断で外出した太郎冠者に腹を立てた主人は、太郎冠者を責める。しかし、話を聞くと、太郎冠者は都に行っていたというので、都の様子などが聞きたくなって許す。太郎冠者は都で流行っている「二千石」の謡を覚えてきたと言って、その謡を披露する。主人はその謡を聞くと不機嫌になり次第に怒り出す。なんとこの家の家宝ともいうべき「二千石」の祝言の謡だったのだ。激昂した主人は謡の謂れを語り、太郎冠者を成敗しようとする。 ところが先代の時から仕えていた太郎冠者は先代が怒った時の手元と今の主人の刀を持った手元があまりに似ていて、昔が懐かしくなって泣き出す。父に似ていると言われた主人も嬉しさに泣き出すが、「子が親に似る」のはめでたいことだと思いなおし、怒りも解いて、太郎冠者共々に高らかに笑う。
姉弟で演じた「雷」
薬売りと雷の掛け合いがとても面白い。
弟の雷がとてもかわいかった。「がらがらがらがら」
孫とおじいちゃんで演じられた「伊呂波」
このおじいちゃんはプロらしい。安定感が違った。


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