これまた看板より「申年のお話」平成16年は申年となります。申の字は象形文字で、真っ直ぐの背骨と肋骨の形を表すのだそうです。「もうす」と読みます。人(「イ」にんべん)が申すと「伸びる」となり、申して示すと「神」となり、糸のように細かく申す(余計なことを声高に話さない)と紳で、昔位の高い人が礼服の上に結んだ帯のことで、転じて立派な男性の事を紳士と呼ぶようになったそうです。
この申年の守本尊は大日如来で、読んで字のごとく、大きな太陽のような根本となる仏様です。梵語では摩訶毘盧庶那(マカビルシャナ)と申し光明遍照と訳され、あまねく光明を照らされる中心の仏様という事です。
世界中にあまねく光明が照らし、平和と景気が回復し、明るいよい年となるようしっかりとお詣りいたしましょう。