|
- 九度山町の慈尊院(女人高野)から高野山へ登る道は町石道と呼ばれ、約1町ごとに町石と呼ばれる3m程の高さの石碑が配置されている。
- 江戸時代6代将軍徳川家宣の時代の書にも上のように記されており、大塔に至るまでの180の町石には胎蔵界の180尊、また大塔より奥の院までの36の町石には金剛界の37尊がしるされている「マンダラの道」である。第36町石は大師の御廟の中にあるが、第37町石の存在は不明。
|
- 今回は九度山町慈尊院まで車で行き、町石道を登って高野山の宿坊で一泊。奥の院を参拝の後、ケーブルで下り、電車で九度山に帰る2日間コース。
- 初日の行程は約20km、高低差950m、7時間
- 二日目はケーブルで極楽橋まで下りる予定が、女人堂より先の道は立ち入り禁止で、徒歩でケーブルの駅へは行けず、やむなく不動坂を下り極楽橋へ、金剛峯寺より約1時間半、高低差350m。
初日。120町石の二つ鳥居までは順調であったが、そこを過ぎたあたりから一転にわかに掻き曇り、弘法様が母上を伴った山行きを思い出す激しい雷雨となり、道は川と化した。近くのゴルフ場では退避のサイレンが。カッパを着て先を急ぐ。 この間何とランニング姿の女性に2度遭遇(追い越していって今度は前より) |
|
|
|
|
|
|
|
今も柿畑で現役のオート三輪、S56定期点検済み |
ここは東向きなので朝日 |
|
|
|
|
雨は60町石の矢立まで。カッパを持ってきてよかった。もうこれで終わりかと思ったら、最後の胸突き八町、20町石からまた激しい雷雨。これは大門を過ぎ僧坊につくまで続いた。 |
|
|
|
初日の終点 雨にけむる大門 |
僧坊で一泊、般若湯で疲れを癒す |
|
|
翌日は打って変わっての快晴。奥の院参拝のあと女人堂から不動坂を下って極楽橋へ、電車で九度山へ戻って、町石道トレッキングは終了。 |
|
|
|