永平寺町 大本山永平寺   平成13年10月9日
曹洞宗大本山永平寺は、今から約750年前、鎌倉時代に道元禅師によって創建された古刹である。

広大な敷地には、山門・仏殿・法堂・僧堂・大庫院・浴室・東司などの修行の中心となる七堂伽藍をはじめ、70余の建物が、樹齢600年を越える老杉の巨木に囲まれながら静かにたたずんでいる。

今も150名余りの雲水たちによって、荘厳な雰囲気の中、750年前に道元によって定められた厳しい作法に従って禅の修行が営まれている。

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永平寺宿坊吉祥閣の夕食(左)と朝食(右)    朝の座禅をする時は3時10分起床

五観の偈

   一つには功の多少を計り、
     彼の来処を量る
   二つには己れが徳行の
     全缺を忖って供に応ず
   三つには心を防ぎ過を離るゝことは、
     貪等を宗とす
   四つには将に良薬を事とするは、
     形枯を療ぜんがためなり
   五つには成道のための故に、
         いま此の食を受く
 
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