2007年5月2日:名古屋〜九度山の途中下車で五條市はあまり注目することなく、柿の葉寿司を買うくらいで30年過ぎた。前回の帰り道に新ルート開発で五條から吉野川沿いに走った時、素敵な塔を見かけ、今回は是非とも途中下車しようと思っていました。
2007年5月の途中下車・五條市 榮山寺
榮山寺:養老3年(719年)創建。施主は藤原不比等の子で南家武智麻呂公。その菩提寺として幾星霜、国宝の八角円堂・菅原道真撰、小野道風の書が陽鋳された梵鐘をはじめ重文だらけで一寸ビックリ。南朝時代は行宮所として使われた。本堂や八角堂の板壁や天井、柱には彩色画が認められるが剥落が激しく残念である。
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