2002年5月4日 丹生川の中流域、玉川峡にダム建設計画があることから、その影響を実感したくて「玉川由来記」に記載のある「玉川四十八石」を探しに、娘と東京暮らしの義弟を道案内に出掛けました。 
玉川四十八石
御光の滝(宿りの滝)
高さ七丈五尺五寸 坪二間
道路から少し登ったところに有り、優しく女性的な滝です。水音も静かで、マイナスイオンとか森林浴、はたまたアロマテラピーなんかも全て天然物で感激ものですぞ。

「やどり」にはキャンプ場のほか、やどり青少年旅行村、玉川やどり温泉があります。520円で温泉に入って帰路につきました。

水神石? 宿り領に有り
ここは河合と呼ばれ、文字通り高野山からの清川(東南)・筒香(東)からの丹生川が合流する場所で、対岸には玉川古道が現存しています。機会があれば歩いてみたいものである。

ダムもここまでは影響しないと思うが、道中の1/3は水没しそうです。地元の事情もいろいろと有りそうですが、古来より親しまれてきた名勝、奇岩が消滅することは残念です。計画から時間を過ぎ、本来の目的も見失われたダム建設に意義があるとは思われません。

明神石 紀国風土記にも記載されている巨石で、もうラピタのようです。
道を間違え止むなく川渡り
明神石の左下に娘がいます。大きさを感じてもらえればと思います。龍のように岩を割る松の根を発見。